【錆び落とし】3つのやり方解説

こんにちは!
お掃除ブロガーの深田彩人です。
錆び落としに効果的な洗剤を知ってますか?

サンポール?
重曹?
NO!!
使う洗剤を間違えると、
ムダな労力・コストが発生するばかりか、素材を傷め取り返しのつかないことになることも…
本記事では、
- 「効果的な洗剤」を使った落とし方
- 研磨のメリット・デメリット
を解説しています。
①クエン酸でつけ置き

最初にご紹介するのがこの方法。
メリットだらけで、
デメリットは
「つけ置きできるモノに限られる」
くらい。
なので、
できればこの方法でトライしてください。
- 安い
- 洗剤がナチュラルで安心
- 錆び落ち効果が高い
今回は、こちらのモノを実際に漬け置きしてみます。
↓↓ ”さびさび” の金属たち…

では、実際に漬け置きする流れをお話ししますね。
↓↓ 適当な大きさのバケツに水を入れ、クエン酸を投入(量はテキトーw)

【サンポール】はNG!!
塩酸が入っているので、金属が黒く変色しちゃうよ。

このまま
数時間~一日ほったらかし。
ときどき、
「金たわし」や「ブラシ」などで、ちゃぷちゃぷ擦ると早くなります。
では、ビフォーアフターをご覧ください。


Excelleーnt !!
キレイに落ちましたね!
“茶色いサビ” は落ちますが、”黒いサビ” は落ちません。
これは、素材が腐食しちゃってます。
このお手軽な「クエン酸漬け置き」ですが、ひとつ注意点。
クエン酸水から取り出したモノは、念入りに流水でブラシ洗いしてください。
錆びが僅かでも残ったまま乾燥してしまうと、すぐうっすらと錆びが発生してしまいますよ。

「うっすら錆び」はこすればスグ落とせるけどね。
②専用洗剤をスプレー
錆び落としには専門のスプレーがあります。

「556」を使ったけど、落ちなかったのよね…
専門のスプレーは数多くありますが、入手しやすく安いのがこういうの。
↓↓ ホームセンターのカー用品コーナーにて

ホームセンターなら、まず置いてあるでしょう。
「ホイールクリーナー」などの名目で、車についた “鉄粉” を取り除く効果のある商品です。
↓↓ 成分表示

ちょっと字が小さいですがw
成分欄に、
「チオグリコール酸アンモニウム」
と書いてありますね?
この記載がある洗剤を選んでください。
今回は、お風呂場についた錆びを落とします。
↓↓ 浴槽の水際ラインがうっすら茶色い

この水際ラインのシミみたいなの、
こすっても手応えが全くなければ、「汚れ」ではなく「サビ」です。

え~!
なんでこんなトコに錆びが出んのよ?!
築年数の経ったお家だと、
- 追い炊き管のサビ
- 浴槽のこまか~なキズ
これらがどうしても出てきます。
この2つの条件が掛け合わさると、
「追い炊き管」からサビの混入
↓
ザラザラした表面にサビが付着
↓↓
水を抜いた後、空気に触れサビが進行
という負のスパイラルが起きてしまいます。
浴槽にお湯を張りっぱなしの家では「水際ライン」にサビが発生する傾向が。
=====
また、お湯を抜いた後、スグに掃除しない家は「浴槽全体」にサビが発生しやすいよ。

↓↓ 浴槽の底にも、茶色い点々が…


ヘアピンを浴室に置いてると、もらいサビが起きるから注意ね…

錆に反応して液が「透明」から「紫色」に変わります。

紫色にならない場合は、「サビ」じゃないかもしれないわ!

「スプレーし、10秒したら擦る」を繰り返します。
メラミンスポンジをつかってもいいですね。
なかなか落ちなかったら、ドライヤーを使おう。

素材を加温しておくことで “反応” がスピードアップするよ。
「近くでドライヤー10秒温め⇒洗剤をスプレー」の順だよ。






Excelleーnt !!
スッキリ落ちましたね!
↓↓ 自転車にもイイですね♪

③耐水ペーパーで磨く
一番速くサビを落とせるのはこの方法です。
しかも安い。
ただ、デメリットもあります。
- 素材を傷つけるのが避けられない
- 平らなモノじゃないとやりにくい
↓↓ 耐水ペーパー(金属磨きにつかう紙やすり)。ダイソーにも売ってる。

この③の方法は、
「傷が入っても気にならないモノ」
だけに使いましょう。
耐水ペーパーには “目の粗さ” があります。
#180~#2000くらいまで、サビ具合を見ながら試してください。
まずは、
錆び落としに「必要」な粗さからスタート。
徐々に番手を上げていき、
キズが “目に見えないくらい” まで仕上げていくイメージです。
正直ムズカしいし、ちょっとメンドイ。

まとめ
以上、
本記事では、錆びを落とす3つの方法を解説しました。
まとめると、こんな感じです。
- 効果大
- 安い
- デメリット:つけ置きできるモノに限られる
- いろんな場所に対応可
- デメリット:時間がかかる
- 速い
- 安い
- デメリット:素材を傷つける
- 平滑なモノに限られる
サビは放っておくと、どんどん周りのモノに浸食していきます。
ぜひ一度、
今回紹介したやり方を試してみてくださいね。

今日のビガク
・サビは適した方法で落とす!
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