
こんにちは!
深田彩人です。
日本国民共通の「住宅が狭い…」という悩み。
物理的に広くすることはムズカシくても、「広く見せる」ことならカンタンにできます♪
しかも、ルールはとってもシンプル。
あなたはただ、カンタンルールに沿って自分の好きな家具を選ぶだけでOK!!
壁・天井の色を明るくする
「大きな面積を占める壁・天井の仕上げは明るい色にする」のが欠かせません!
「白っぽい内装」と「黒っぽい内装」を見比べてみましょう。
白っぽい内装 黒っぽい内装
「白っぽい」内装のほうが、明らかに広〜く感じますね!!
※ 逆に「黒っぽい」内装は “こもった感じ” を受けるので、落ち着きたい空間には適しています。
【ここでポイント!】
カーテンは壁紙と同じ色にすることで「壁と一体化」します。
広く見せるために、利用しない手はありませんね!

鏡を効果的に配置する
ところで、賃貸の壁紙はほぼ「白」で決まっていますよね。
なぜでしょうか?
じつは「白」は光を多く反射する効果があります。
つまり、窓から取り込んだ光を、部屋の奥までパァーッと運ぶことが出来るのです。
空間が明るいと、人は “広さ” をイメージします。
つまり、狭い家を「光の反射」で少しでも広くみせようとする意図だったのですね(驚)!
(もちろん、白が【誰にでも受け入れやすい色】という理由もあります)
前置きが長くなりましたが「光の反射」に有効なのは「白色」だけではありません。
そう、「鏡」です!
鏡を【最も大きな窓】の反対側に配置するのがいちばん効果的。
奥まで届いた光を反射させ、再度【室内に戻す】わけです。
さらに鏡には【空間の連続を錯覚させる】効果もあります!
(まるで “窓” のよう)
↓↓ 鏡の部分がまるで【奥まで部屋が続いている】ように感じますね

視線を奥に抜けさせる
これ、超ーー大事なので絶対に忘れないでくださいね。
“空間を広い” と感じるためには視線が奥まで抜ける必要があります。
視線が抜けるとは、目線の高さ(日本人の平均120cm)において、今自分が立っている場所から奥の突き当りまで、「目を引くモノ」がないということを意味します。
「目を引く」というのは、こんなパターンです。
- 真っ黒なソファ ・・・ 【色】が目を引く
- 背の高いチェスト ・・・ 【高さ】が目を引く
黒っぽい家具は目を引く 背の高い家具は目を引く
「そんなこと言ったって、置かないわけにはいかないよ〜」
「買い換えるの高いし、処分めんどくさいじゃ〜ん」
という声が聞こえてきそうなので、目を引くモノの[解決策]をお教えしましょう。
[暗い色のソファ]
● 明るい色のソファカバーを掛ける
↓↓ ニトリにて。 カバーは洗濯でき衛生的!

● 部屋の奥に移動する
(目を引くモノを部屋の奥に配置し、視線を強制的に抜けさせるテクニック)
[背の高い家具]
● 明るい色の “のれん” を掛ける
● 部屋の奥に移動する
↓↓ 本棚にのれんを掛けた例

このように、視線の途中にある目立つモノは「明るい色で隠す」「部屋の奥に移動する」方法が効果的です!
もちろん資金的余裕があれば、買い替えもいいかもしれません。
- ソファ → 座椅子やビーズクッションにする(ビーズクッション気持ちよし!)
- 背の高い家具 → 背の低い家具にする(地震対策になる。断捨離の機会に最適?)
また、暗い色 or 背の高いモノを “明るく” するときは、壁紙の色と合わせるとbetterです♪
いかがでしたでしょうか?
部屋を広く見せるルールはたった2つだけです。
実際に、このルールに従って部屋づくりを試してみてください。
あなたもきっと、錯覚マジックの偉大さを体感できることでしょう笑

・内装を明るくし、視線を奥に抜けさせると錯覚マジックが発動する!